市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/09/07 09:09注目の8月のISM非製造業景況指数が大幅に悪化! ドル/円急落!

[欧米市場レビュー]

6日の米金利低下、堅調な原油相場でNY株は下支え

英FTSE100は前日比-0.78%、独DAXは+0.14%、NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比+0.25%、+0.30%、+0.50%で取引を終えました。

6日東京市場のドル/円は、早朝から輸入企業の買い注文が散見され、103.79円の高値まで上昇しましたが、浜田内閣参与の『日銀はFOMC決定前の追加緩和は控えるべきだ』との発言を受け、103.35円の安値まで下落しました。

6日の欧米市場での序・中盤のドル/円は、103.20円を割れる局面がありましたが、重要指標発表前に103円台前半の動きが鈍い展開となりました。

注目の8月のISM非製造業景況指数は、市場予想(市場予想は55.0)を大幅に下回る51.4と、2010年2月以来となる低い結果となり、9月の利上げ観測が後退し、ドルが大幅に売られました。ドル/円は1週間ぶりの101.90円まで下落しました。 CMEがFF金利先物から算出しているFEDウォッチによると、9月の利上げ確率は、一時、15%まで低下しました。

ユーロ/円は114,68円、ポンド/円は136.83円、豪ドル/円は78.28円の安値まで下落しました。一方で、ユーロ/ドルは1.1260ドル、豪ドル/ドルは0.7684ドルまで上昇しました。

[本日の相場見通し]

本日の日経平均株価は、ドル円が大きく下落している(本日オセアニア市場)ことから、NY株が3日続伸も、輸出関連株を中心にギャップダウンして開始されると予想されます。

本日のドル/円とクロス円は、米雇用統計が市場予想を下回り、注目の米ISM景況指数が、製造業に続き、非製造業でも大幅悪化したことを受け、頭の重い展開が予想されます。

オセアニア市場では、産経新聞の『総括検証』が難航、併記案も浮上との記事が材料視されています。ドル/円は、米系ヘッジファンドのドル/円の売り需給を受け、S/L注文を次々と巻き込み、一時101.23円まで急落しました。円の急騰を受け、本邦の要人発言に注目です。

7日NY市場では、東京時間8日3:00に米・ベージュブック(12の地区連銀の管轄地域の経済状況報告書)が公表される予定です。この報告書はFOMCが開催される2週間前の水曜日に公表され、FOMCの討議資料となりますので、結果次第によっては、為替相場(+金利)が乱高下する可能性があり、注意が必要です。

(市場調査部)
------------------------------------



※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「市場調査部エクスプレス Todays'Flash!」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ