市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/08/30 09:31市場の注目が今週末の米雇用統計に! 米重要経済指標やFRB関係者の発言にも注目

[欧米市場レビュー]

NY株反発、買戻し優勢
英国市場は休場、独DAXは⁻0.41%、NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比+0.58%、+0.52%、+0.26%で取引を終えました。

週明け29日のドル/円とクロス円は、先週末のFRB高官らの発言を受けた海外勢の買戻し需給が継続していたことから、堅調に推移したものの、本邦実需筋の円買い注文を中心とした売り需給が入り、上値も限定的となりました。 

ドル/円は、102.00円や102.30円に散見された実需筋の売り注文をこなし、アジア市場で102.38円の高値まで上昇しましたが、102.50円(7月高値と8月安値の38.2%戻しレベル)以上に散見される実需筋の売り注文と、一部の利食い売り注文が重石となり、NY市場の午後に102円を割り込む展開となりました。

クロス円は、金曜日の高値を越える通貨ペアが散見され、ユーロ/円は114.67円、ポンド円は134.37円、豪ドル/円は77.34円の高値まで上昇しましたが、ドル/円が102円を割り込んだことに影響され、NYクローズに向けて弱含みました。

一方、ユーロ/ドルは、欧州株が軟調に推移したことも重石となり、8月15日ぶりの安値、1.1156ドルまで下落し、1.1200ドルを回復することなく、NYクローズを迎えました。

[本日の相場見通し]

本日の日経平均株価は、先週金曜日のFRB高官らの発言に対する市場の反応が限定的となり、今週末の米雇用統計の発表に移りつつあること、昨日の株価上昇の利益確定の思惑から、上値が重い動きとなると思われます。

本日のドル/円とクロス円に関しては、円ロングのポジションの巻き戻しがあらかた終わったこと、市場の注目が今週末の米雇用統計に移りつつあること、本邦実需筋の円買い注文が散見されることから、上値が重い動きとなると思われます。

今週は、米の主要月次経済指標に注目です。米雇用統計の発表以外に、米消費者信頼感指数(8月)、米ADP雇用統計(8月)、米シカゴ購買部協会指数(8月)、米ISM製造業景況指数(8月)、米新規失業保険申請件数などの米重要経済指標が相次いで発表されます。

今週の市場は、米国の追加利上げをめぐる憶測が交錯する中、米雇用統計等の重要経済指標の発表を迎えるので、神経質な状況は継続しております。FRB関係者からの米経済・金利に関する発言には、相場が大きく乱高下する可能性があるので注意が必要です。

本日は、フィッシャーFRB副議長が、東京時間午後7時半から、ブルームバーグTVに出演予定です。同FRB副議長は、26日に『議長の発言は9月利上げの可能性と整合的』と述べ、市場が乱高下したので、今回のTVでの発言にも大注目です。

(市場調査部)

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