市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/08/26 09:25注目のイエレンFRB議長の講演!

[欧米市場レビュー]

25日の欧米株式市場は、弱含み推移。
英FTSE100は前日比-0.28%、独DAXは-0.88%、NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比-0.18%、-0.14%、-0.11%で取引を終えました。

25日の17:00に発表された独8月Ifo景況感指数は、106.2(市場予想は108.5)と今年2月以来の低水準に落ち込みましたが、これに対するユーロの反応はほとんどみられませんでした。一方で、25日の21:30に発表された7月の米耐久受注が、前月比+4.4%(昨年10月以来の大きな伸び)と、市場予想の前月比+3.3%を上回ったことを受け、全般的にドルが堅調に推移しました。

ドル/円は一昨日の欧米市場と昨日の東京市場につけた高値の100.59円まで上昇し、ユーロ/ドルは1.1270まで、豪ドル/ドルは欧米市場の安値0.7595ドルまで下落しました。 

その後の主要通貨は、本日のジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演待ちとなり、動意の欠ける展開となりました。ドル/円も堅調推移はするも、100.29円〜100.59円と狭いレンジでの推移となりました。

昨夜の要人発言(米連銀関係者2名よりタカ派的発言がありました)
ジョージ・カンザスシティー連銀総裁:「金利を動かす時が来ているが、段階的な利上げが適切」
カプラン・ダラス連銀総裁:「それほど遠くない将来に利上げは可能になるだろう」
「緩和を解除する理由は高まっている」

 [本日の相場見通し]

本日の日経平均株価は、重要度が高い経済指標がなく、方向感に乏しい展開が予想されますが、日本銀行が、25日に2週間ぶりにETFを倍額購入した(707億円)ことを受け、下値は限定的と思われます。

本日のドル/円は、海外市場の流れを引き継ぎ、堅調な展開が予想されますが(100円台前半から100円台後半)、本日のイエレン議長の講演(23:00から開始)を控え、ポジション調整中心の相場展開となりそうです。

イエレン議長の一昨年のジャクソンホールの会合(昨年は欠席)での講演では、タカ派的に解釈する向きが多かった結果、ドル/円は発言後に0.8円程度吹き上がりました。 

ドル/円には、昨夜より100.10円以下の買い戻し注文が増えてきており、押し目買いがワークしそうですが、101.00円近辺に本邦実需の売り注文が散見され、上値も限定的と思われます。

25日から始まったジャクソンホールでの会合には、講演を行う予定のイエレンFRB議長に加え、黒田日銀総裁など多くの国の中央銀行総裁が参加しており、記者のぶら下りインタビューなどによる要人の発言にも注意が必要です。 

(市場調査部)

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