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2016/08/25 09:21南アフリカ、格下げリスクに直面!南アランド/円は7円台キープがポイントに

[欧米市場レビュー]

24日の欧米株式市場は、まちまち。

英FTSE100は前日比-0.48%、独DAXは同+0.28%、NYダウ、S&P500、NASDAQはそれぞれ前日比-0.35%、-0.52%、-0.81%で取引を終えました。

原油在庫が市場予想に反して増加していたことを米エネルギー情報局(EIA)が発表し、WTI原油先物価格が1バレル=46ドル台まで下落し、供給過剰懸念から石油関連株を中心に売られました。

また、同日イタリア中部で発生したマグニチュード6クラスの大地震の影響もあり、ユーロが売られ、ユーロ/ドルは1.1244ドルまで下落しました。

ドル/円は引き続き週末のイベントを控え動意の乏しい展開となり、100円台前半からミドル付近を中心とした狭いレンジ内での値動きとなりました。


[本日の相場見通し]

本日の日経平均株価は、引き続き方向感に乏しい展開が予想されます。

ドル/円の100円台割れフローの一服感や日銀によるETF買い入れ安心感が相場下支え材料となりそうですが、明日26日のジャクソンホール会合を控え、本日も様子見ムード主体の展開となりそうです。

ドル/円も引き続き100円台前半から同ミドルにかけての狭いレンジ内での値動きが予想され、本日もレンジプレイがワークしそうです。

英国では、EU離脱(Brexit)決定後も堅調な経済指標が続いていることもあり、イングランド銀行(BOE)の追加緩和観測が後退し、ポンドが対ドルで8月4日以来の高値となる1.3227ドルまで、対円では8月9日以来となる133.24円まで上昇しています。

明日26日に発表される英第2四半期GDP改定値の結果如何では、ポンド/円の上値トライも予想されますが、21週ボリンジャーバンドの-1σラインである134円台ミドル付近では上値が重くなりそうです。


他では、南アフリカ政権内部での権力闘争が取り沙汰されています。

同国の腐敗摘発特別チームが財務大臣に召喚状を出したものの、大臣が出頭を拒否しているとの報道もあり、金融市場も混乱。

南アフリカは格下げリスクに直面し、債券利回りの上昇や、銀行株だけを集めた銀行業界指数が4%近い大幅下落をしています。

南アフリカランド/円も下落し、昨日ロンドンフィックスおよび本日東京時間序盤に7.05円まで下落したものの、やや落ち着きを取り戻している状況。21日ボリンジャーバンド・-2σラインである7円台をキープできるか否かがポイントとなりそうです。

(チーフアナリスト 津田隆光)

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