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2016/08/23 09:03本日、トルコ中銀政策金利発表!声明がトルコリラの動意となるのか?

[欧米市場レビュー]

22日の欧米株式市場は、NASDAQ以外は総じて続落。

英FTSE100は前日比-0.44%、独DAXは-0.47%、またNYダウとS&P500はそれぞれ-0.12%、-0.06%となりました。NASDAQは+0.12%で取引を終えました。

国際商品市場ではWTI原油先物が一時1バレル=46.81ドルまで下落しました。原油価格の下落は、イラクによる原油輸出拡大計画が明らかになったこと、また産油国であるナイジェリアの地政学的リスクが後退したことがその背景となっています。

為替市場ではドル売り主体の動きとなり、ドル/円は100.21円まで下落した一方で、ユーロ/ドルは1.1329ドルまで、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドルはそれぞれ0.7635ドル、0.7292ドルまで上昇しました。


[本日の相場見通し]

本日の日経平均株価は、為替の円高基調とともに、企業業績に対する懸念等もあり、弱含み主体の保ち合い相場が継続しそうです。ただし、株価の下押し局面では日銀によるETF買い入れ安心感もあり、下値は限定的となりそうです。

世界的イベントのリオ五輪も21日に閉幕し(リオパラリンピック開幕は9月7日から)、徐々に夏休みムードも薄れつつあるマーケットですが、やはりその動意となるのは26日のジャクソンホールでのイエレンFRB議長発言となりそうです。

21日のスタンレー・フィッシャーFRB副議長のタカ派的発言もあり、週明けの為替市場の初動はドル買いで反応したものの、多くの参加者の視線が26日のジャクソンホールに注がれる中で積極的にドルを買い進む動きも限定的なものとなっており、しばらくはレンジ相場主体の動きとなりそうです。

また、本日のオセアニア時間、ウィーラーRBNZ(NZ準備銀行)総裁が「NZドルの水準は高過ぎる」と従来通りのNZドル高牽制発言を行った一方で、「早急な追加利下げは維持不能な成長につながる」と述べたことで一時的にNZドル買いの動きが見られました。

本日の注目指標は、トルコ中銀の政策金利発表。

本日の会合では、政策金利および翌日物借入金利の据え置き、また翌日物貸出金利の0.25%引き下げが予想されていますが、昨日のオセアニアレポートにある通り、その後の声明において単純化措置の進捗に関する手掛かりがあるか否かに注目が集まりそうです。

(チーフアナリスト 津田隆光)

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