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2016/08/04 08:59BOE政策金利は0.25%の利下げ予想!ポンド安のトリガーになるのか?

[欧米市場レビュー]

3日の米株式市場は反発。NYダウが前日比+41.23ドルの18,355ドルで取引を終え、8営業日ぶりのプラス引けとなりました。またS&P500およびNASDAQもそれぞれ前日比プラスで取引を終えました。

同日発表された米EIA(エネルギー情報局)週間在庫統計で、ガソリン在庫が予想以上に減少したことで、WTI原油先物が反発し、エネルギー株を中心に上昇しました。

また、米7月ADP雇用統計が発表され、事前予想(17万人増)を上回る17.9万人増となったこともあり、全般的にリスクオフムードがやや後退しました。

一方、米7月ISM非製造業景況指数は事前予想(55.9)を下回る55.5となったものの、景気動向の良し悪しの分岐点とされる50を依然上回っており、マーケットは反応薄でした。

ドル/円は一時101.58円を付けたものの、今週末に控える米7月雇用統計もあり、様子見ムード主体の動きとなりました。


[本日の相場見通し]

本日の日経平均は小じっかりの推移が予想されます。

足もとの懸念材料であった原油価格の下落が一服したこともあり、市場のリスクオフムードが若干後退していること、また週末に予定されている米7月雇用統計結果を見極めようとする慎重姿勢もあり、通貨全般も上下動意に欠ける展開となりそうです。

本日の注目は、日本時間20時(午後8時)に予定されている英中銀(BOE)金融政策会合(MPC)。先月の同会合では政策金利を据え置いたBOEですが、今回会合では0.25%の利下げ予想が優勢となっています。

6月の英国のEU離脱(Brexit)決定時に、「英経済や金融システムを守るために躊躇(ちゅうちょ)はしない」と明言したカーニーBOE総裁ですが、今回も含め年内5回のMPC開催が予定されていることもあり、引き続きポンドは軟調な展開が予想されます。

ポンド/円のテクニカルポイントは、21日ボリンジャーバンドの-2σラインである130.70円を終値レベルでキープできるか否か。要注目です。

(チーフアナリスト 津田隆光)

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