市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/07/27 09:16明日未明、米FOMC声明文内容に要注目!

[欧米市場レビュー]

26日の米株式市場は、前日比ほぼ変わらずの動きに。

明日に控える米FOMCの結果待ちとともに、同じく明日発表されるアップルやツイッターの決算発表を前に積極的な売買が控えられる展開となりました。米経済指標は引き続き好調で、7月消費者信頼感指数や6月新築住宅販売件数は事前予想を上回る結果となりました。

外国為替市場では、引き続き市場参加者の関心は日米中央銀行会合に集まっていますが、欧州時間に日本の経済対策規模に対する真水部分の期待がやや後退したこともあり、ドル/円が一時103.98円まで下落しました。

円買いフロー主体の動きとなったこともあり、クロス円も同様に下押しし、ポンド/円は135.93円まで、トルコリラ/円は34.14円までの下押し、豪ドル/円、南アランド/円もそれぞれ78.15円、7.20円まで下押ししました。


[本日の相場見通し]

本日の注目は、日本時間の明日未明午前3時に予定されている米FOMCとその後の声明文内容。

今回のFOMC会合では、利上げの可能性はほぼなしと想定されているものの、その後の声明文においてタカ派的なコメントがあった場合は、ドル/円の上昇をサポートする動きとなり得ます。

しかしながら、今週末にもう一つのビッグ・イベントである日銀会合が予定されていることもあり、その警戒感もあり、一方的なモメンタム形成にはなりにくそう。特に、FOMC声明文の解釈を巡り、午前3時以降は相場が上下に大きく振れる可能性もあるため、注意が必要です。

その他注目の経済指標は、日本時間10時30分に発表される豪第2四半期消費者物価指数と同17時30分に発表される英第2四半期GDP速報値。

特に前者の豪消費者物価指数は、来月2日に予定されているRBA(豪準備銀行)キャッシュレートの決定にも少なからず影響を与えるため、耳目が集まります。

後者の英第2四半期GDP速報値については、英国民投票の結果をそのまま反映するものではないものの、今後の英経済の一つのメルクマールとしてポンドの動きにも少なからず影響を与えそうです。

(チーフアナリスト 津田隆光)

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