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2016/07/20 16:22【オセアニア・レポート】21日朝、RBNZが経済見通しを公表。NZドルに影響しそう

[レビュー]

20日東京時間の外国為替市場は、日経平均の上下にほぼ連動する展開。日経平均が下げ幅を一時前日終値比169円安まで拡大するなど、軟調に推移したことで、円買い圧力がやや強まり、ドル/円は一時105.83円と下落、豪ドル/円やNZドル/円などのクロス円も値を下げました。

その後、日経平均が下げ幅を縮小するとともに、円買い圧力が緩和。ドル/円やクロス円は結局、昨日NY終値近辺へと反発しました。

日経平均は7営業日ぶりに下落。終値は、前日比41.42円安の16,681.89円でした。


[これからの展開]

RBNZ(NZ準備銀行)が明日21日午前6時(日本時間)、最新の経済見通しを公表します。21日に経済見通しが公表されることは、先週木曜日(14日)に突然発表されました。

RBNZは通常、1か月半おきに政策会合を開催します。21日に経済見通しを公表するのは、今回は通常よりも政策会合の間が長い(前回6月9日、次回8月11日)ことが理由のようです。ただ、経済見通しの公表が突然発表されたことで、一部に利下げに向けた地ならしとの見方が浮上。加えて、7月18日に発表されたNZの4-6月期CPIの弱い結果や、翌19日にRBNZが住宅価格の高騰を抑制するために住宅ローン規制を強化する措置を発表したことで、市場では次回8月11日の政策会合での追加利下げ観測が一段と高まりました。

市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)では、RBNZが8月の会合で0.25%の利下げを決定する確率が78.8%織り込まれています(7月19日時点)。8月に追加利下げが行われるとの見方が有力です。

明日の経済見通しで、8月の会合で“追加利下げに踏み切るのか”を見極めるうえでのヒントが提供されるのか注目です。

経済見通しを受けて、RBNZの追加利下げ観測が変化すれば、NZドルが影響を受ける可能性があります。

(アナリスト 八代和也)

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