市場調査部エクスプレス Today's Flash!

2016/07/19 08:52本日、クーデター未遂後初のトルコ中銀会合!

[欧米市場レビュー]

18日の欧米市場では、株式相場が米英市場を中心に上昇し、S&P500は終値ベースで過去最高値を更新しました。

ソフトバンクグループによる英半導体設計会社アームホールディングスの約240億ポンド(約3.3兆円)規模の買収合意を受け、半導体株が上昇しました。

また、トルコのクーデター失敗を受けて安全資産が売られ、その代表的な受け皿とされている円が主要通貨に対して総じて安くなる動きとなりました。

ドル/円は106.24円まで上昇し、またトルコリラ/円は36.05円まで、南アフリカランド/円は7.43円まで上昇しました。豪ドル/円は80.74円まで、NZドル/円は75.71円まで、そしてポンド/円は141.24円まで上昇しました。


[本日の相場見通し]

本日の東京株式市場は、海外市場の動きとともに円売りフローが後押しとなり、堅調な動きとなりそうです。

引き続き、マーケットの関心事は・・・「ヘリマネ」(ヘリコプター・マネー)。

そのヘリマネについて、今朝の民放番組に出演した浜田宏一内閣参謀参与がその導入に慎重な姿勢を示し、また先般のバーナンキ前FRB議長と安倍首相との会談においてその話(ヘリマネ導入)については話題に上らなかったとの発言をしました。

さらに、日銀の金融政策の限界論について言及し、「金融政策とは(日銀が)単にお金を刷るだけなので、そこに限界が来るのは当然」との認識を示し、今後は財政政策に重点を移すべきとの見方を明らかにしました。

ただし、金融緩和政策は継続すべきとの考えには変化はなく、今後は政策ミックス(ポリシーミックス)をもってデフレ脱却に向けて進むべきとの意見(提言)を述べていました。

本日は、RBA(豪準備銀行)議事録公表と英6月消費者物価指数、そしてトルコ中銀政策金利発表に要注目です。特に、クーデター未遂後初の開催となるトルコ中銀の政策金利動向と、それに伴うトルコリラの動きには注意が必要です。

(チーフアナリスト 津田隆光)

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