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2016/07/05 08:54豪総選挙、下院開票作業が本日再開!RBA発表とともに要注目!

[欧米市場レビュー]

4日の欧州市場では、株式市場が5営業日ぶりの反落。ドイツDAXが前日比-0.69%、英FTSE100は同-0.69%となりました。

先週、軒並み株式相場が大幅上昇しましたが、その利益確定売りが出たこと、また米独立記念日で米市場が休場であったことでマーケットに一服感が出たことが下落の背景と言えそうです。

一方、ロンドンの国際商品市場は貴金属を中心に大幅上昇。金は4営業日続伸、銀は2年ぶりの高値、ニッケルは8カ月ぶりの高値となったことなどを受け、鉱山株は底堅い動きとなっています。国際商品市場の堅調さは、英国のEU離脱決定(Brexit)を受け、先進各国の中央銀行が金融刺激策を強化するのではとの観測がその背景となっています。

国際商品市況の堅調な動きもあり、資源国通貨がしっかりした値動きとなっており、豪ドルは対ドルで0.7546ドルまで、対円で77.39円まで上昇。NZドルも対ドルで0.7239ドル、対円で74.19円まで上昇しました。その他では、カナダ/円が79.92円まで、南アランド/円が7.06円まで上昇しました。


[本日の相場見通し]

本日の東京株式市場は欧州市場の動きを受け、弱含みのスタートとなりそうです。

マーケットの焦点は今週末の米雇用統計結果に移りつつある中、英国の国内政局をめぐる不透明感は混迷の色を深めつつあります。

前回の英国のEU離脱を問う国民投票において、離脱派のリーダーであった英独立党(UKIP)のファラージュ党首が辞任を表明し、先のボリス・ジョンソン前ロンドン市長に続き離脱派の象徴的存在が相次いで戦線を離脱するという異常事態となっています。

スウェーデンの副首相がそのツイッターで、キャメロン首相とともに、ジョンソン氏、ファラージュ氏の敵前逃亡とも映る戦線離脱行為に対して「歴史的な無責任」と非難している通り、英国はリーダー不在の不安定な政治が9月まで継続することになりそうです。

本日の注目経済指標は日本時間13時30分の豪RBAキャッシュレートの発表。事前予想では前回据え置きの1.75%となっていますが、その後の声明においてどのようなガイダンスがあるのかに注目が集まります。

その豪州では総選挙における与野党の獲得議席が拮抗し、結果判明が遅延していますが、本日より下院(定数150)の
開票を再開する予定です。豪ドルは、本日のRBA発表とともに、選挙結果の進捗状況がその動意となりそうです。

(チーフアナリスト 津田隆光)

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