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2016/05/31 16:23【オセアニア・レポート】豪ドル/円はレンジの動きが続く!?

[レビュー]

31日東京時間の外国為替市場では、豪ドルが上昇。豪ドル/円は一時80.64円と、5月3日以来の高値をつけ、豪ドル/米ドルも0.72米ドル台半ばへと上昇しました。豪州の4月住宅建設許可件数が前月比+3.0%、前年比+0.7%と、予想外に増加したことが好感されました。市場予想は前月比-3.0%、前年比-6.7%でした。

NZドルも堅調。一時、NZドル/円は74.92円、NZドル/米ドルは0.6731米ドルへと上昇しました。同じオセアニア通貨である豪ドルの上昇に連れたほか、NZの5月ANZ企業景況感調査が+11.3と、4月の+6.2から改善したことが、支援材料となりました。

日経平均の終値は、前日比166.96円高の17,234.98円と、約1か月ぶりの高値をつけました。


[これからの展開]

豪ドル/円は5月4日以降、おおむね78〜80円台半ばのレンジで上下を繰り返してきました。RBA(豪準備銀行)の追加利下げ観測が上値を抑える一方、原油価格の上昇や堅調な日米の株価が下値を支えており、その結果、豪ドル/円は方向感を失っている状況です。

豪ドル/円は5月3日以来の高値をつけましたが、5月11日高値の80.59円をわずかに上回ったのに過ぎず、依然として78〜80円台半ばのレンジの動きが続いていると言えそうです。

今週は、木曜日(6月2日)にOPEC(石油輸出国機構)総会があり、金曜日(3日)に米国の5月雇用統計が発表されます。

現在の豪ドル/円の水準は、レンジの上限付近と考えられることや、重要な経済イベントや指標を控えていることから、利益確定売り圧力が強まる可能性があります。78〜80円台半ばのレンジの動きがもうしばらく続くかもしれません。

一方、NY終値で5月11日高値の80.59円をはっきりと上回れば、テクニカル面から上昇圧力が強まる可能性があります。

豪ドル/円(日足、2016/1/4〜)

(出所:M2J FX Chart Square)

(アナリスト 八代和也)

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