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2016/05/30 08:53ドル/円、4月28日以来の111円台を回復するか?

[欧米市場レビュー]

27日の欧米市場では、イエレンFRB議長が講演において経済成長が想定通り継続し雇用創出が続けば、FRBは今後数ヵ月中に利上げすべきとの認識を示し、当初市場が想定していたよりもタカ派的内容であったことからドルが続伸しました。

ドルインデックスは3月29日以来の高値となり、その他主要通貨に対しても堅調に推移しました。

ドルの強さに足を引っ張られる形で対ドル通貨は軟調推移をし、ユーロ/ドルは1.1110ドルまで、豪ドル/米ドルは0.7172ドル、NZドル/米ドルは0.6686ドルまで値を下げました。


[本日の相場見通し]

本日の為替市場は、前週のイエレンFRB議長コメントを受け引き続きドルが主要通貨に対して堅調な推移となりそう。

その一方で、足もとのドル/円の動意は円主体の動きとなることが予想され、今週水曜日に迫る通常国会会期末を控え、消費増税の再延期や衆参同時解散の有無がその動きの主体となりそうです。そんな中、ドル/円は4月28日以来の111円台を回復するかどうかに注目が集まります。

対ドル通貨は引き続き軟調推移が予想され、ユーロ/ドルおよびNZドル/米ドルはそれぞれ今年3月に付けた安値である1.1056ドル、0.6666ドルを、また豪ドル/米ドルは今年2月に付けた安値である0.7104ドルを意識する展開となりそうです。

(チーフアナリスト 津田隆光)

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