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2016/05/24 09:00本日、トルコ中銀政策金利発表!足もとの注目ラインは?

[欧米市場レビュー]

23日の欧米市場では、G7財務相・中央銀行総裁会議で米国が日本の為替介入を引き続き牽制したこと、また東京時間に発表された日本の4月貿易収支が3ヵ月連続で黒字になったことを受け、円主体のドル安・円高フローとなりました。

引き続きFRB高官によるタカ派発言が取り沙汰されており、この日もサンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁が「6月か7月の利上げに向けた軌道にある」と発言。またセントルイス地区連銀のブラード総裁も「市場の利上げ観測が高まっていることは概ね良い」との見方を示し、ドルインデックス(ドル指数)高止まりの支援材料となりました。


[本日の相場見通し]

本日の注目指標は、独・EUの5月ZEW景況感とトルコの政策金利発表。昨今の欧州の政治的な混乱や超低金利に伴う景気低迷懸念もあり、資金運用各社は欧州の株式・債券市場から資金を引き揚げており、欧州株に連動するETFは約15週にわたり売り越しとなり、2008年以降最長を記録。

投資家がマイナス金利の欧州債券市場に嫌気をさしているのがその背景ですが、それに加え英国のEU離脱懸念も少なからず影響しています。

ただ、足もとのユーロ/ドルは21日ボリンジャーバンド・-2σライン近辺で推移しており、ZEW景況感の結果によっては、売られ過ぎの修正・反発のトリガーとなる可能性もありそうです。

そしてトルコ政策金利発表ですが、引き続き政局不安がトルコリラの上値を抑える形となりそうです。
事前予想では、政策金利は7.50%の据え置き、翌日物貸出金利は9.50%(0.50%の利下げ)、そして翌日物借入金利は7.25%の据え置きとなっています。

テクニカル的な注目点は、4時間足・ボリンジャーバンド。終値レベルで-2σライン(≒36.38円)を割り込んだ場合はやや下押しの可能性もありそうです。

(チーフアナリスト 津田隆光)

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