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2016/05/20 14:42【オセアニア・レポート】豪ドル/米ドルは下落圧力が加わりやすい状況。目先の下値メドは?

[レビュー]

20日東京時間の外国為替市場では、NZドルが堅調に推移。一時、NZドル/円は74.49円、NZドル/米ドルは0.6774米ドルへと上昇しました。NZの4月純移住者数が前月比+3.6%と、3月の同-11.2%からプラスに転じたことが、NZドルの支援材料となりました。

NZドルを除けば、落ち着いた相場展開。20-21日の仙台G7(主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議)を前に、様子見ムードが強く、米ドル/円や豪ドル/円、豪ドル/米ドルなどは、昨日NY終値近辺での“もみ合い”となりました。


[これからの展開]

豪ドル/米ドルは昨日(19日)、一時0.7176米ドルへと下落。2か月半ぶりの安値をつけました。背景として、(1)RBA(豪準備銀行)の追加利下げ観測、(2)鉄鉱石価格の下落、(3)FRB(米連邦準備理事会)の早期利上げ観測、などが挙げられます。

豪ドル/米ドルは今年1月半ばから4月半ばにかけて上昇。4月21日には、一時0.7836米ドルへと上昇しました。その背景には、(1)RBAが当面、政策金利を据え置くとの観測、(2)鉄鉱石価格の上昇、(3)FRBの早期利上げ観測後退、などがありました。

それら豪ドル上昇の原動力となっていた要因が、現在はいずれも下落圧力へと変化している状況です。

加えて、豪ドル/米ドルは200日移動平均線を下回りました。テクニカル面からも、下押し圧力が加わりやすくなるかもしれません。

豪ドル/米ドルは一段と下落する可能性があります。その場合、3月1日安値の0.7104米ドルが目先の下値メドとなりそうです。

豪ドル/米ドル(日足、2015/10/1〜)

(出所:M2J FX Chart Square)

(アナリスト 八代和也)

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