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2016/05/20 08:57仙台G7政策期待もあり、円高一服相場が継続しそう!

[欧米市場レビュー]

19日の欧米市場では、ダドリーNY連銀総裁が「(景気は)6月か7月の利上げを正当化するほど十分に力強い可能性がある」との考えを示し、「(統計の内容次第だが、)6月会合で行動を起こす可能性は確実にある」とコメントしました。

FRB高官の利上げ容認発言が今週多く出ているものの、ダドリー総裁に至ってはFOMC投票権を持ち、また“ハト派”の重鎮として知られていることもあり、6月利上げの可能性がさらに意識される結果となりました。

ドルインデックス(ドル指数)が3月後半以来の高値を付けた一方で、NY株式市場は下落し、S&P500は7週間ぶりの安値となりました。利上げ開始時期が予想より早まったことで、低調な世界経済の重石になるとの懸念が広がりました。

為替市場は、20日から21日にかけて仙台で開催されるG7財務相・中央銀行総裁会議の動向を見極めようとの思惑もあり動きは比較的鈍く、ドル/円は110円台を挟む展開、クロス円は総じて往って来いの展開となりました。


[本日の相場見通し]

本日の東京株式市場は、前日のNY株式市場の流れを汲み弱含みの展開が予想されます。

また、G7の政策期待による日本株の下支えも予想され、株式市場の動きにシンクロする形で円高一服の動きが持続しそう。

本日のドル/円は110円台を挟む展開が予想されます。また英国の離脱問題で残留派が増えたことが好感されているポンド/円は引き続き下値がしっかりした展開となりそうです。

一方で、ドルインデックス(ドル指数)の強含みを受け軟調推移となっている豪ドル/米ドル・NZドル/米ドルは引き続き上値の重い展開となりそうです。

(チーフアナリスト 津田隆光)

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