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2016/05/18 15:14【オセアニア・レポート】インフレ期待は依然低水準、RBNZの6月追加利下げにつながる可能性も!?

[レビュー]

18日東京時間の外国為替市場では、軟調な日経平均を背景に、円が強含み。クロス円が下落しました。

日経平均の終値は、前日比8.11円安の16,644.69円。一時139円安に拡大したものの、大引けにかけて下げ幅を縮小しました。


[これからの展開]

RBNZ(NZ準備銀行)は昨日(17日)、企業経営者を対象に実施した四半期ごとのインフレ期待調査を発表。CPI(消費者物価指数)の今後2年間の上昇率予想は+1.64%となり、1994年4-6月期以来の低水準を記録した1-3月期(+1.63%)とほぼ同じでした。

RBNZはCPI上昇率を中期的に+1〜3%の範囲内に収めることを目標としています。1-3月期のCPIは前年比+0.4%と、RBNZのインフレ目標(+1〜3%)を大幅に下回りました。一方、先行きのインフレ期待は目標範囲内にあるものの、鈍化傾向が鮮明。RBNZは今年3月、インフレ期待の低下を理由に0.25%の利下げを決定しました。

利下げしたにもかかわらず、インフレ期待は1-3月期からそれほど高まりませんでした。

RBNZは前回4月の会合で政策金利を過去最低の2.25%に据え置いたものの、声明で追加利下げを示唆。市場では、近い将来に追加利下げが実施されるとの見方が有力です。今回のインフレ期待調査を受けて、RBNZが次回6月9日の会合で追加利下げを決定する可能性が一段と高まったかもしれません。NZドルは上値が重くなる可能性があります。

NZ・今後2年間のインフレ率予想

(出所:Bloomberg)

(アナリスト 八代和也)

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