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2016/05/11 08:17【本日の相場見通し】強含む米ドル/円、日経平均の目先ポイントは!?

[欧米市場レビュー]

10日の欧米市場では、麻生財務相が国会で「日本の為替政策は制約されない」と発言したことが材料視され、円が一段安しました。

一時、米ドル/円は109.31円、ユーロ/円は124.39円に上昇。他のクロス円も軒並み上昇しました。

豪ドルは対米ドル、対円とも上昇。NZドル/米ドルは一時3月29日以来の安値を付けましたが、NY市場では値を戻しました。

原油価格上昇で、カナダドル/円、ポンド/円、南アランド/円など資源国通貨が上昇。トルコリラ/円も続伸しました。


[本日の相場見通し]

麻生財務相の「口先介入」が奏功、米ドル/円は4/27以来となるNY終値ベースでの109円台回復を果たしました。

欧米株高、原油高もリスクオフの後退に結び付き、円売り加速に繋がったようです。

日経平均先物は夜間取引で一時16,810円まで上昇するなど、「円売り・日本株買い」のトレードが一層活発化。日経平均が一段高すれば、一層の円売り拡大の可能性もあります。

ただ、米ドル/円は5/3安値105.55円から昨日高値109.31円まで、5営業日で3.76円上昇。日銀追加緩和期待で大幅上昇した4/22の直前、4/21の水準まで値を戻しています。

日経平均も、日足一目均衡表の先行スパン上限(11日時点16,727円)、転換線(同16,794円)など、16,700円を超える水準には様々な節目が存在します。

週末金曜日の国内企業決算ピークを目前に、米ドル/円、日経平均とも上値が伸びづらくなる可能性には、注意する必要がありそうです。


(シニアアナリスト 山岸永幸)

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