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2016/05/10 11:12【本日の相場見通し】「円売り・日本株買い」トレードの反転に要注意!?

[欧米市場レビュー]

9日の欧米市場では、麻生財務相が「介入する用意がある」と発言したことをうけて、円安が進みました。

一時、米ドル/円は108.59円、ユーロ/円は123.69円に上昇。ただ、米国株安・原油安からNY市場終盤にかけて上げ幅を縮小しました。米ドルは対ユーロでも強含みで推移しました。

豪ドル、NZドルは対米ドルで続落。豪ドル/円は反発、NZドル/円は横ばいでした。

ポンド/円は一時156.39円に上昇。BOE(英中銀)は、MPC(金融政策員会)の開催を年12回から8回に削減すると正式に発表しました。

その他、トルコリラ/円、カナダドル/円は上昇。南アランド/円は反落しました。


[本日の相場見通し]

米ドル/円は麻生発言を材料に、108円台半ばに上昇。直近日本時間11時時点で一時108.73円に上昇するなど、円売りの勢いが強まっています。

円安加速をうけて、日経平均も11時時点で前日比200円を超える上げ幅となり、「円売り・日本株買い」のトレードが活発化しつつあるようです。

ただ、今週は国内企業決算が相次ぐ一方、重要な経済指標発表は少なく、様子見姿勢が強まる可能性が高いと推測されます。

上述の「円売り・日本株買い」トレードが「円買い戻し・日本株売り直し」に転じると、米ドル/円と日経平均は急速に反落する可能性があり、注意が必要でしょう。


(シニアアナリスト 山岸永幸)

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