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2016/05/09 08:29【本日の相場見通し】米雇用下振れも米ドル売りに繋がらず。国内決算本格化に注意

[欧米市場レビュー]

6日の欧米市場では、米雇用統計が市場予想を下回ったことで、米ドルが一時下落しました。

米4月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比16万人増と、市場予想の20万人を下回りました。ただ、時間当たり賃金は前月比0.3%増、前年比では2.5%増となりました。

一時、米ドル/円は106.33円に下落、ユーロ/米ドルは1.1471ドルに上昇しましたが、NY市場終盤には米ドルが買い戻されました。

豪ドル、NZドルは対米ドル、対円とも下落。NZドル/円は一時72.48円と年初来安値を更新しました。

カナダの4月新規雇用者数が前月比2100人減と、市場予想の同2000人増を下回り、カナダドル/円は下落しました。

その他、ポンド/円、トルコリラ/円は下落、南アランド/円は横ばいでした。


[本日の相場見通し]

米雇用統計は雇用者数が市場予想を下回ったものの、時間当たり賃金の伸びが加速したことが、米ドル買いに繋がりました。

(米雇用統計については、本日発行のスポットコメント「米雇用統計は堅調、利上げ観測に変化なし?」をご覧ください)

本日の東京市場では、目立った経済指標発表がない中、米国株高・原油高をうけて、米ドル/円、日経平均とも堅調に推移するかもしれません。

ただ、今週は国内企業の決算発表が相次ぐため、様子見姿勢の強まりから日経平均が伸び悩むと、連動性の高い米ドル/円も上値が抑えられる可能性がありそうです。


(シニアアナリスト 山岸永幸)

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