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2016/05/04 09:05【本日の相場見通し】米ドル/円が1年半ぶり安値! 一層の円高はあるのか!?

[欧米市場レビュー]

3日の欧米市場では、一層の円高・ドル安が進展しました。

米ドル/円は一時105.55円と、2014年10月以来の安値を記録。米財務省の「為替監視リスト」に日本が入ったことから、日本の当局が介入できないとの見方が強まり、円が一段高しました。

ただ、米アトランタ連銀のロックハート総裁が「年内2回米利上げ可能」と発言したことが材料視され、米ドル/円はNY市場終盤には106円台半ばに戻しました。

ユーロ/米ドルは一時1.16ドルを超えましたが、NY市場終盤には一時1.15ドルを割り込む場面がみられました。

豪中銀の利下げをうけて、豪ドルは対米ドル、対円とも下落。

昨晩行われた乳製品オークションでGDT価格指数が前回比1.4%下落。NZドルは対米ドル、対円とも下落しました。

原油価格下落から、カナダドル/円、ポンド/円が下落。

円高進展から、トルコリラ/円、南アランド/円とも下落しました。


[本日の相場見通し]

原油安、欧米株安、円高と、リスクオフを示す指標が勢揃いといった感があります。

一方、一時は92ポイントを割り込んだドルインデックス(米ドルの強弱を示す指数)が、直近4日8時半時点で93ポイントを回復するなど、リスクオフの強まりに歯止めが掛かる兆しもみられます。

週末の米雇用統計を目前に控えることもあり、より一層の円高、米ドル安には振れづらいと推測されます。

ただ、リスクオフの後退にはまだ時間が掛かるとみられ、リスク意識の変化を反映し易い新興国通貨には揺れが生じ易いかもしれません。


(シニアアナリスト 山岸永幸)

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