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2016/04/29 14:35【オセアニア・レポート】米ドル/円が1年半ぶり安値。今後、日本当局の対応を試す展開になる可能性も!?

[レビュー]

29日東京時間の外国為替市場では、円が強含み。一時、米ドル/円は107.07円、豪ドル/円は81.72円、NZドル/円は74.70円へと下落しました。新たな手掛かり材料に乏しいなか、昨日の円買いの流れが継続しました。


[これからの展開]

米ドル/円は2014年10月以来、1年半ぶりの安値をつけました。日銀が昨日、追加緩和を見送ったこと(円買い材料)に加え、米国の1-3月期GDP速報値が前期比年率換算+0.5%と、市場予想の+0.6%を若干下回ったこと(米ドル売り材料)で、米ドル/円に下落圧力が加わっています。

ここ2日間の米ドル/円の急速な下落に対し、麻生財務相など日本当局からその動きをけん制する発言は伝わっていません。麻生財務相は昨日、日銀の金融政策発表後の為替市場の変動についての質問に、コメントを避けました。

市場は今後、日本当局の対応を試す動きになる(=米ドル/円の売り圧力が強まる)かもしれません。米ドル/円が下落すれば、豪ドル/円やNZドル/円などのクロス円も引きずられる可能性があります。

来週は、火・水・木(3、4、5日)が祝日です。東京時間は市場参加者が通常よりも少なくなります。流動性が低下する分、値動きがいつも以上に大きくなる可能性があるため、注意が必要かもしれません。

(アナリスト 八代和也)

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