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2016/04/28 15:43【オセアニア・レポート】日銀の現状維持で円買い加速。RBNZの政策金利据え置きでNZドルは対米ドルで上昇

[レビュー]

28日東京時間の外国為替市場では、日銀が金融政策の現状維持を決めたことを受けて、円が急伸。一時、米ドル/円は108円台半ばへ下落し、クロス円も総じて値を下げました。

日経平均の終値は、前日比624.44円安の16,666.05円。日銀の現状維持決定を受けて急落しました。

NZドルは、RBNZ(NZ準備銀行)が政策金利を据え置いたことで、堅調に推移。対円は円買い圧力に押されたものの、対米ドルでは0.69米ドル台半ばへと上昇しました。


[これからの展開]

RBNZは本日、政策金利を過去最低の2.25%に据え置くことを決定しました。

声明では、今後の金融政策について「将来の平均インフレ率が目標レンジの中央近辺で推移することを確実にするため、一段の政策緩和が必要になる可能性がある」との見方を示し、追加利下げを示唆しました。

NZドルに関しては、「NZの商品輸出価格の低さを踏まえると、適切な水準よりも依然として高い」と指摘、「インフレの押し上げや貿易セクターを支援するために、NZドルの下落が望ましい」としました。

RBNZの政策金利や声明の発表後、NZドルが上昇しました。今回の声明は、NZドルの積極的な買いにつながるものではありませんでした。市場では今回の会合について「据え置き」と「0.25%の利下げ」で見方が割れており、据え置きが決定されたことで、利下げを見込んでいた向きがNZドルの買い戻しに動いたと考えることもできそうです。

市場ではRBNZの追加利下げ観測が根強く、OIS(翌日物金利スワップ)では、RBNZが次回6月9日の会合で0.25%の利下げを決定する確率が71.2%織り込まれています(27日時点)。

金融政策面から考えると、NZドルは買い材料が乏しい状況です。NZドルが対円や対米ドルで継続的に上昇するには、円売りや米ドル売り材料が必要かもしれません。

(アナリスト 八代和也)

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