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2016/04/21 13:55【オセアニア・レポート】NZドル/円は90日移動平均線が上値メドか。超えれば78円に向けて上昇する可能性も!?

[レビュー]

21日東京時間の外国為替市場は、動意に欠ける展開。米ドル/円やクロス円は、総じて昨日NY終値近辺での“もみ合い”となりました。日経平均は大幅高となったものの、ECB(欧州中央銀行)の金融政策発表やドラギECB総裁の会見を今晩に控え、様子見ムードの強い展開となりました。

岩田・日本経済研究センター理事長(元日銀副総裁)は講演で、「デフレ脱却には、マイナス金利を1%程度にする必要」、「日銀は今後、量の拡大は困難で、マイナス金利の拡大が選択肢」、「過去の平均と比べれば、足もとの実質実効為替レートは超円高ではない」などの見解を示しました。


[これからの展開]

NZドル/円は19日に、一時77.05円へと上昇。約2週間ぶりの高値をつけました。NYダウなど世界の株価や原油価格の上昇を背景に、リスク回避の動きが後退したことが、支援材料となりました。

ただ、テクニカル面から、NZドル/円は目先、伸び悩む可能性があります。90日移動平均線が77円ちょうど付近にあります(20日時点)。前回の上昇局面では90日移動平均線を超えられずに反落、今回もいったん上値を抑えられました(下図の赤の丸で囲んだ部分)。そのため、90日移動平均線が上値メドとして意識されて、それに近づく場面では、利益確定売りが強まるとみられます。

一方、90日移動平均線を終値ペースで超えた場合、テクニカル的に上昇圧力が高まる可能性があります。今年3月31日高値の78.14円に向かう展開になるかもしれません。

NZドル/円(日足、2015/10/1〜)

(出所:M2J FX Chart Square)

(アナリスト 八代和也)

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