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2016/04/20 15:21【オセアニア・レポート】乳製品価格上昇、RBNZは政策金利据え置きの可能性が高まる!?

[レビュー]

20日東京時間の外国為替市場では、円が堅調に推移。ドル/円やクロス円は総じて下落しました。時間外取引での米WTI原油先物や上海総合指数の下落、日経平均の上げ幅縮小を背景に、円買い圧力が若干強まりました。

日経平均の終値は、前日比32.10円高の16,906.54円。一時は、前日終値比マイナスになる場面がありました。上海総合指数は日本時間14時56分時点で、前日比4.34%安で推移しています。


[これからの展開]

乳製品電子オークション(GDT)が昨日開催され、乳製品国際価格の指標であるGDT価格指数は666と、前回4月5日の646から上昇しました。乳製品はNZ最大の輸出品(輸出全体の約3割を占める)であるため、その価格動向はNZ経済に影響を与え、RBNZ(NZ準備銀行)も注視しています。

RBNZは前回3月10日の政策会合で、政策金利を過去最低の2.25%へと引き下げ、声明では追加利下げを示唆しました。

RBNZの次回政策会合は4月28日に開催されます。乳製品価格とともに、RBNZの政策における重要な判断材料になるとみられる1-3月期のCPI(消費者物価指数)は、前年比+0.4%となりました。RBNZのインフレ目標の下限である+1%を依然として下回ったものの、10-12月期の+0.1%から上昇率が若干高まりました。RBNZは3月の金融政策報告で、1-3月期のCPIは+0.4%との見通しを示しており、予測通りの結果と言えそうです。

市場では、RBNZは4月の会合で追加利下げを決定するとの見方が根強くあります。ただ、1-3月期のCPIがRBNZの見通しに沿った結果となり、乳製品価格(GDT価格指数)が上昇したことを踏まえると、4月28日の会合では、政策金利が据え置かれる可能性が高くなったかもしれません。

市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)では、政策金利を据え置く確率が67.5%、0.25%の利下げを行う確率が32.5%織り込まれています。(19日時点)。

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日本時間本日20時に、TCMB(トルコ中銀)が政策金利を発表します。TCMBは前回3月24日の政策会合で、主要政策金利である1週間レポ金利や翌日物借入金利を据え置く一方、翌日物貸出金利を0.25%引き下げました。

今回は、市場では1週間レポ金利と翌日物金利を据え置き、翌日物貸出金利を0.50%引き下げるとの見方が有力です。翌日物貸出金利の引き下げ幅は0.25%との見方もあるため、TCMBの政策金利発表に、トルコリラが反応する可能性があります。

(アナリスト 八代和也)

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