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2016/04/13 16:04【オセアニア・レポート】今晩の米経済指標次第では、円高が再び強まる可能性も!?

[レビュー]

13日の東京市場では、原油高とグローバルな株高をうけて、米ドル/円が109円に近づく動きとなりました。

資源価格の上昇と、リスクオフの後退を好感し、豪ドル、NZドルは対米ドル、対円とも小高く推移。豪ドル/米ドルは一時0.7714ドルと、年初来高値の0.7720ドルに近づく場面がみられました。

一方、ユーロは対米ドルでは軟調。一時1.1355ドルに下落しましたが、昨日安値を下回りませんでした。

その他、ポンド/円、トルコリラ/円などクロス円は総じて上昇、円安が進行しました。

円安進行をうけて、日経平均は大幅に続伸。一時16,405円と、ここもと重かった16,000円の節目を上回りました。


[これからの展開]

WTI原油先物(5月限)は、時間外で一時41.54ドルに下落しましたが(日本時間13日14時時点)、それでも40ドルを上回る水準で安定した推移が続いており、リスクオフの後退に寄与しました。

米ダウ平均などと比較して弱さの目立った日経平均も、米ドル/円の下げ止まり感が顕著になるにつれ、売られ過ぎの修正が入っているようです。

ただ、米国では米企業決算が足もと本格化しており、その結果次第では米国株の伸びに陰りが見えるかもしれません。その際には日経平均も連れて下落するとみられ、リスクオフが再び強まる可能性に注意が必要でしょう。

今晩は、21時半に米小売売上高、27時(14日午前3時)にベージュブックが公表されます。ここもと、早期の米追加利上げを支持する米政府高官からの発言が増加していますが、米経済指標が下振れすると、再び追加利上げピッチが鈍るとの観測が高まる可能性も否定できません。

米経済指標が下振れすると、米ドルは再び軟調に転じ、豪ドル/米ドルやNZドル/米ドルは強含みとなりそうですが、米ドル/円の下落圧力が高まると豪ドル/円、NZドル/円などクロス円は総じて弱含みの推移となるかもしれません。


(シニアアナリスト 山岸永幸)

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