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2016/04/12 15:34【オセアニア・レポート】トルコ中銀の新総裁決定、トルコリラの支援材料になるか!?

[レビュー]

12日東京時間の外国為替市場は、日経平均の上昇を背景に、円が軟調に推移。米ドル/円やクロス円は総じて上昇しました。

豪ドルは対円、対米ドルで堅調に推移。NAB(豪ナショナル・オーストラリア銀行)が発表した豪州の3月企業景況感が+12と、約8年ぶりの高水準となったことが、豪ドル買いの支援材料となりました。

麻生財務相は為替市場について、「一方的に偏った投機的な動きがみられれば、場合によっては必要な措置を取る」と述べ、改めて円高をけん制。ただ、為替市場に大きな反応はみられませんでした。


[これからの展開]

トルコ政府は11日、19日に任期満了となるTCMB(トルコ中銀)のバシュチュ総裁の後任にチェティンカヤ副総裁を起用することを決定しました。

総裁就任にはエルドアン大統領の承認が必要ですが、TCMB総裁人事の不透明感が解消されるほか、副総裁が新総裁に就任することで金融政策の継続性が維持されるとみられます。そのことは、トルコリラにとってプラス材料となりそうです。

一方で、為替市場の関心は円高への日本当局の対応に向き、日本当局が円売りの為替介入を実施するのは難しいとの見方から、円高圧力が加わりやすい状況です。

そのため、TCMBの新総裁決定は相場材料になりにくいかもしれません。円高圧力が一段と強まれば、トルコリラ/円は下落する可能性があります。その場合、今年2月24日と4月7日安値の37.60円が下値のメドとなりそうです。37.60円をNY終値で下回れば、テクニカル面から下落圧力が強まる可能性があり、注意が必要かもしれません。

トルコリラ/円(日足、2015/7/31〜)

(出所:M2J FX Chart Square)

(アナリスト 八代和也)

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