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2016/04/11 16:27【オセアニア・レポート】NZドル/円は下押し圧力が加わりやすい状況か

[レビュー]

11日東京時間の外国為替市場は、円が堅調に推移。米ドル/円は一時107.64円へと下落、2014年10月以来の安値を更新しました。クロス円も総じて値を下げました。

菅官房長官は為替市場について、「投機的な動きがみられている」と指摘。そのうえで、緊張感を持って注視し、場合によっては必要な措置を取ると改めて述べました。


[これからの展開]

NZドル/円は7日に、一時72.84円へと下落、昨年8月24日以来の安値をつけました。日本当局が円高を阻止するために為替介入を実施するのは難しいとの見方から、円買い圧力が強まったことが大きな要因です。

麻生財務相や菅官房長官は、このところ繰り返し円高をけん制していますが、ほとんど効果がみられない状況です。

為替市場は、日本当局の対応(為替介入を含む)を試すような展開となっています。NZドル/円には下押し圧力が加わりやすいとみられます。NZドル/円は7日安値の72.84円割れを試す可能性があります。72.84円をNY終値ベースで下回った場合、テクニカル面での下落圧力が強まり、70.84円(昨年8月24日安値)に向かう可能性があります。注意が必要です。

一方で、日本の当局者の発言が円高けん制のトーンを強めたものに変化すれば、為替介入の警戒感が強まり、円買い圧力が緩和するかもしれません。

NZドル/円(日足、2015/7/1〜)

(出所:M2J FX Chart Square)

(アナリスト 八代和也)

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