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2016/04/08 08:55日経平均の下落につれて、米ドル/円は安値を探る可能性も!?

[欧米市場レビュー]

7日の欧米市場では、日本政府が介入に消極的と捉えられたことから、一層の円高が進行しました。

米ドル/円は一時107.67円と、2014年10月以来の安値を記録。政府関係者が介入を示唆する発言を行ったと一部新聞紙が伝えましたが、影響は限定的でした。

ECBの複数の当局者が、必要な場合には追加緩和に踏み切る用意があることを示唆。ユーロ/米ドルは一時1.1337ドルに下落しましたが、NY市場では再び1.14ドルに近づく場面が見られました。ユーロ/円は一時122.56円と3月1日以来の安値水準となりました。

豪ドル、NZドルは対米ドル、対円とも下落。とくにNZドル/円は一時72.84円と、昨年8月24日以来の安値を記録しました。

ポンド/円は一時151.60円と、2013年8月以来の安値水準に。ただ、対米ドルでは6日の安値を下回らず、ポンド安と言うよりは円高の影響が大きかった模様です。

トルコリラ/円は一時37.60円と、2月24日安値に面合わせ(つらあわせ)しました。

カナダドル/円は一時81.69円と2月25日以来、南アランド/円は一時7.05円と3月16日以来の安値水準となりました。


[本日の相場見通し]

昨晩の欧米市場では、一層の円高が進行。原油安や欧米株安もあり、リスクオフが強まりました。

米国株については、最近まで高値圏での推移が続いていたため利益確定売りが先行したこと、JPモルガン・チェースに会社分割の可能性が台頭したことから金融株が全般に下落したことなど、グローバルなリスクオフとは別の要因で下落したと捉えられます。

一方、日本株は昨日の東京市場で円高が進展したにも関わらず日経平均が上昇するなどチグハグな動きをみせたことから、本日は軟調に推移する公算が大きいとみられます。

米ドル/円は、8日8時40分時点では若干下げ止まり感がみられるものの、日経平均の下落につれて再び安値を探る動きになるかもしれません。


(シニアアナリスト 山岸永幸)

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