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2016/04/06 15:15【オセアニア・レポート】乳製品価格反発も依然安値圏、GDTの結果次第でRBNZの追加利下げにつながる可能性も!?

[レビュー]

6日東京時間の外国為替市場は、株価にらみの展開。日経平均の上下に合わせて、米ドル/円やクロス円が上下する状態となりました。

日経平均の終値は、前日比17.46円安の15,715.36円でした。午前10時過ぎに一時15,612.91円へと下落した後、反発。前日終値比プラス圏を回復する場面がありましたが、午後に入り、再びマイナス圏に転じました。

NZ政府の不動産鑑定機関QV(クオータブル・バリュー)が発表した3月の全国住宅価格が前年比+11.6%となり、4か月連続で上昇率が鈍化したものの、為替市場ではそれほど材料視されませんでした。


[これからの展開]

昨日、乳製品電子オークション(GDT)が開催されました。乳製品国際価格の指標であるGDT価格指数は、641となりました。前回3月15日の628から若干上昇しましたが、依然として過去12年の安値圏にあります。

RBNZ(NZ準備銀行)は3月10日の政策会合で、政策金利を過去最低の2.25%へと引き下げました。利下げを決定した背景として、昨年12月以降に世界の経済成長見通しが悪化したことや、国内のインフレ期待の低下を挙げました。

ただし、乳製品は輸出全体の約3割を占めるNZ最大の輸出品であり、その価格動向はNZ経済に影響を与えます。昨年実施された4回の利下げは、乳製品価格の下落による国内の経済見通しの悪化が一因でした。そのため、乳製品価格の下落は、先々の追加利下げにつながる可能性があります。

市場の金融政策見通しを反映するOIS(翌日物金利スワップ)では、RBNZが4月28日に0.25%の利下げを決定する確率が48.0%織り込まれています(5日時点)。

RBNZの次回政策会合までに、GDTはあと1回開催されます(4月19日)。そこで乳製品価格が再び下落すれば、市場では28日の会合でRBNZが追加利下げを決定するとの観測が高まる可能性があります。その場合、NZドルの下落要因になるかもしれません。

 
(出所:GDT)

(アナリスト 八代和也)

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