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2016/04/04 14:40【オセアニア・レポート】明日のRBA政策金利発表、注目点は声明の内容か

[レビュー]

4日東京時間の外国為替市場では、円が強含み。米ドル/円やクロス円は総じて下落しました。軟調な日経平均を背景に、円買い圧力が強まりました。

一方、豪ドルは下落。対円のほか、対米ドルも値を下げました。軟調な日経平均に加え、豪州の2月小売売上高が前月比0.0%と、市場予想の+0.4%を下回ったことが、重石となりました。


[これからの展開]

日本時間5日(火)13時30分に、RBA(豪準備銀行)が政策金利を発表します。

RBAは前回3月1日の政策会合で、「インフレが目標に近く、経済が成長する合理的な見通しがあると判断した」ことを理由に、政策金利を2.00%に据え置きました。

声明では、今後の金融政策について、「新たな情報に基づいて、理事会は最近の労働市場の改善が継続するかどうか、最近の金融市場の混乱が世界や国内の需要の弱まりの前兆なのかどうかを判断する」と表明。そのうえで、「継続的な低インフレは、需要を支えるための一段の政策緩和(=利下げ)余地をもたらす可能性がある」とし、景気支援のために必要ならば、追加利下げを実施するとの姿勢が示されました。

世界の金融市場は最近、落ち着いており、豪労働市場は改善傾向にあります。そして1-3月期のCPI(消費者物価指数)の発表が27日に控えています。そう考えると、RBAは引き続き様子見をし、今回も政策金利は据え置かれそうです。市場の見方は「据え置き」が大勢です。

声明の内容が今回の注目点となりそうですが、前回と大きな変化がなければ、為替市場に大きな反応はみられないかもしれません。

ただし、豪ドル/米ドルは、今年1月の安値から約13%上昇。前回会合時は0.72米ドル前後でしたが、足もとは0.77米ドル前後で推移しており、昨年7月以来、9か月ぶりの高値圏にあります。

RBAは今回の声明で、豪ドル高をけん制する姿勢を再び強める可能性があり、注意は必要かもしれません。前回は、「為替レートは経済見通しに合わせて調整を続けている」との見解を示し、豪ドル高をけん制しませんでした。それが豪ドル高をけん制したと受け止められる文言に変わった場合、豪ドルが売られそうです。

豪ドル/米ドル(日足、2015/4/1〜)

(出所:M2J FX Chart Square)

(アナリスト 八代和也)

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