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2016/04/01 14:02【オセアニア・レポート】21時半の米雇用統計に注目。結果が豪ドル/米ドルなどに影響しそう

[レビュー]

1日東京時間の外国為替市場は、円全面高の展開。一時、米ドル/円は112.07円、豪ドル/円は85.80円、NZドル/円は77.29円へと下落しました。

日銀短観で大企業製造業業況判断が6と、市場予想の8を下回り、前回昨年12月の12から悪化。加えて、大企業製造業の2016年度の想定為替レートが117.46円(米ドル/円)と、現状より円安水準だったことで、企業業績への懸念から日経平均が大幅に下落。株安を背景に、為替市場ではリスク回避の動きが強まりました。

中国の製造業PMIが発表され、市場予想を上回りましたが、あまり材料視されませんでした。


[これからの展開]

日本時間21時30分に米国の3月雇用統計が発表されます。

FRB(米連邦準備理事会)には「物価の安定」のほか、「雇用の最大化」の責務もあるため、雇用統計はFRBの金融政策決定に大きな影響を与えると言われます。そのため、市場で最も注目される経済指標のひとつです。

市場の関心は現在、FRBの次回利上げ時期へと向いています。FF金利(政策金利)先物では、FRBが6月のFOMCで利上げを行う確率が20.0%織り込まれています(3月31日時点)。

今回の雇用統計の市場予想は、非農業部門雇用者数が前月比20.5万人増、失業率が4.9%となっています。雇用統計が堅調な結果になれば、FRBの早期利上げ観測が高まるとみられ、米ドル買いの流れになりそうです。その場合、豪ドル/米ドルやNZドル/米ドルは弱含むかもしれません。反対に雇用統計が弱い結果になれば、“早期利上げ観測後退→米ドル売り→豪ドル/米ドルやNZドル/米ドル上昇”の展開になりそうです。

雇用統計の発表後、為替市場は米ドル中心に上下に振れる可能性があります。

(アナリスト 八代和也)

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