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2016/03/31 14:57【オセアニア・レポート】約2か月ぶり高値圏のNZドル/円、伸び悩む可能性も!?

[レビュー]

31日東京時間の外国為替市場では、円が強含み。一時、米ドル/円は112.15円、豪ドル/円は85.78円、NZドル/円は77.38円へと下落しました。さえない日経平均を背景に、円買い圧力がやや強まりました。

NZの3月ANZ企業景況感調査は3.2と、2月の7.1から低下しました。ただ、同企業活動見通しが29.4と、2月の25.5から改善したこともあり、為替市場に大きな反応はみられませんでした。


[これからの展開]

NZドル/円は昨日(30日)、一時78.06円へと上昇。今年2月5日以来の高値をつけました。

クロス円であるNZドル/円は、NZドル/米ドルと米ドル/円の影響を受けます。ここ数日のNZドル/円の上昇は、NZドル/米ドルの上昇に支えられた面が大きいと考えられます。

イエレンFRB(米連邦準備理事会)議長が29日の講演で、利上げを慎重に進めることが適切との見解を示したことを受けて、FRBの早期利上げ観測が後退。29日以降、米ドル安が進行しました。米ドル/円は下落したものの、NZドル/米ドルがそれ以上に上昇したことで、NZドル/円は上昇しました。

明日(4月1日)、米国の3月雇用統計が発表されます。為替市場は、米ドル主導の相場展開が続く可能性があります。NZドル/円は引き続き、NZドル/米ドルと米ドル/円に左右されて主体性のない動きになるかもしれません。

一方、テクニカル面でみると、NZドル/円は78円付近に位置する90日移動平均線にいったん上値を抑えられた格好です。78円〜79円には、90日、120日、200日の各移動平均線が位置しており、重要なテクニカルポイントが集中しています。そのため、78円に近づくにつれて、利益確定売り圧力が強まることが考えられます。90日、120日、200日の各移動平均線は、それぞれ78.01円、78.69円、79.10円に位置します(3月31日時点)。

NZドル/円(日足、2015/10/1〜)

(出所:M2J FX Chart Square)

(アナリスト 八代和也)

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