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2017/11/24 09:11堅調なユーロ圏景気がユーロの支援材料。中国株の動向に要注意

(欧米市場レビュー)

23日の欧米の外国為替市場では、ユーロ圏景気の底堅さが好感されユーロが堅調に推移。ユーロ圏の11月マークイットPMI(購買担当者指数)は総合が57.5と、2011年4月以来の高水準でした。

加ドル/円は小幅に下落。一時8月31日以来となる87.39円まで下落しました。カナダの9月小売売上高は前月比+0.1%と、市場予想の同+0.9%を大幅に下回りました。

南アランドはやや軟調に推移。SARB(南ア準備銀行)は、政策金利を現行の6.75%に据え置きましたが、市場の反応は限定的でした。市場は、本日発表される予定の南ア国債の格付けを注視しているようです。

WTI原油先物は一時2015年7月1日以来となる58.58ドルまで上昇しました。パイプラインでの原油漏れを受けて、カナダのパイプライン運営会社が原油の供給を停止したことが支援材料となりました。

(本日の相場見通し)

日本時間18時に11月の独IFO景気動向指数が発表されます。23日に発表された11月の独マークイットPMIは総合が57.6と、景況拡大と縮小の分かれ目となる50を大きく上回りました。同製造業PMIは62.5と、2011年2月以来の高水準を記録しました。同サービス業PMIも10月から上昇し、独景気の底堅さが示されました。独IFO景気動向指数でも独景気の底堅さが示されれば、ユーロの支援材料となりそうです。
 

23日の中国の株式市場では、代表的な株価指数である上海総合指数が前日終値比-2.29%の大幅な下げを記録しました。上海と深圳(シンセン)の株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数も同-2.93%と、2016年6月以来の下落率となりました。

中国株の下落を受けて投資家心理が悪化するようであれば、本日の日経平均の下押し材料となる可能性があります。リスク回避の観点から円高に振れる可能性もあり、株価の動向にも注意する必要がありそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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