2分でわかるアメリカ

2010/04/02「iPad」は買いか?


アップルの新しいデバイス「iPad」が、今週末3日土曜日の朝9時からアップル・ストアの店頭に並びます。iPhoneが発売された時と同様、全米に222あるアップル・ストアには、開店前から長蛇の列ができそうです。

発売を直前に控え、一部のジャーナリストや評論家が1週間ほどiPadを試験的に使用し、そのコメントがきょう一斉に公表されました。コメントをいくつか読むと、「70%が好意的」、残りの30%は「ラップトップとiPhoneまたはスマートフォンを既に持っているので、高いお金を出してまで欲しくない」というものでした。


「iPad」を一言でいえば、サイズの大きなiPodタッチまたはキーボードがないラップトップ・コンピュータです。メール、ネットサーフィン、音楽、映画やテレビ番組、写真、電子ブック、ツイッターなどのソーシャル・ネットワークなどでコンピュータを使う人には、革命的な商品になりそうです。バッテリーの寿命もアップルが説明する10時間を大幅に越えそうです。   
一方、エクセルなどの表計算やグループ間のメール網などには向きません。つまり、個人的な使用には最高で、企業での使用には向かないように思います。「iPad」を試験的に使用したテクノロジー・コラムニストは、「PCとマックの2台のラップトップを所有していますが、コンピュータを使った時間の8割はiPadを使った」ということです。

僕は10年以上、ウィンドウズ・ベースのバイオを使っていました。「ワードやパワーポイントが使えないのではないか」とか「ウインドウズのコンピュータを使っている人にメールを送れるのか」と最初はいろいろ心配したのですが、3年ほど前に思い切ってマックに切り替えました。今では、自分と妻と娘用に3台のマックブック・プロがあり、2台のiPhoneが自宅にあります。
でも個人的には、少し様子を見てから買うかどうか判断しようと思っています。 499ドルのお金を使いたくないというのも一つの理由です。月に30ドルというWiFiの料金も出したくありません。

アップルには「iPad」の予約が殺到しているそうです。アマゾンの電子ブックであるキンドルを愛用している友人も「iPad」を買うと言っています。

スティーブ・ジョブズ氏が再び革命を起こせるか、「iPad」の動向には全米が注目しています。

[April 01, 2010] No 010124

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカがわかる)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ