2分でわかるアメリカ

2011/02/25スティーブ・ジョブズ氏のもうひとつの闘争


アメリカで最も優れた経営者の一人とされるスティーブ・ジョブズ氏。2004年にアップル社員に「ガンと闘っている」ことを公表してから、7年近く病気と闘っています。23日のアップルの株主総会では、ジョブズ氏の後継計画を公表することが否決されたことを、主要メディアが大きく取り上げ、関心の高さを示しました。

スティーブ・ジョブズ氏はもうひとつ、10年以上闘っていることがあります。

高級住宅街で知られるカリフォルニア州ウッドサイトの邸宅を、スティーブ・ジョブズ氏は1980年代に購入したのですが、この家の改築計画が10年以上も宙に浮いています

14のベッドルームがあるスパニッシュ・コロニアル風の豪邸は、銅山で財をなしたダニエル・ジャクリン氏が1926年に建てたものです。スティーブ・ジョブズ氏は購入後、10年以上住みました。その後貸家にしていましたが、あまりにも古いため、小さくてモダンな家に改築することを計画しました。

スティーブ・ジョブズ氏は2001年にウッドサイト町に建築許可を申請したのですが、「待った」がかかりました。建築的にも歴史的にも価値があるとする研究者らが保存運動をはじめたからです。

それから10年。町から許可がようやく下りました。実は、2年前にも一度許可が下りたのですが、反対運動で棚上げとなっていたため、「今回は工事が本当にはじまりそうだ」と地元のメディアが伝えています。

スティーブ・ジョブズ氏は現在ほかの場所に住んでいますが、改築後に引っ越す計画です。iPhoneとiPadの生みの親がつくるモダンな家は「歴史に残る住宅になるのではないか」と個人的に思います。

[February 24, 2011] No 010358 
 

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカがわかる)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ