2分でわかるアメリカ

2011/02/19ビキニ美女と相場の関係


15年程前、ロシアの新聞にソビエト時代からのリーダーの写真がずらっと並んだことがあります。当時のエリツィン大統領の病状が悪化、後継者を占う記事でした。

レーニン、スターリン、フルシチョフ、ブレジネフ、アンドロポフ、チェルネンコ、ゴルバチョフ、そしてエリツィンの順です。髪が薄い人髪が多い人そして次は髪が薄い人の順になっていることが並べると一目で分かります。エリツィン氏の次は髪の薄いリーダーになる可能性が高いと指摘した記事だったのですが、その後にプーチン大統領が選ばれました。偶然とはいえ、驚きました。

全然違うのですが、何の根拠もなく髪を比較するという意味で類似した記事を読みました。

スポーツ・イラストレーテッドという有名な雑誌があります。この雑誌の「水着特集」は、世界で最も利益を生む特集として知られています。男性誌ではないので、女性にも人気があります。特に表紙を飾るカバーガールは毎年、大きな話題となります。

2011年の水着特集が発売されたのですが、カバーガールはロシア人モデルのイリーナ・シェイクさん。ピンクのビキニにブルネット(栗色)の長い髪。これをみたCNBCの記者が、なんとカバーガールの髪の色と株式相場の相関関係を調べたのです。

 それによりますと、スポーツ・イラストレーテッドが1964年に創刊されてから48回の水着特集がありました。その内ブロンドの水着モデルがカバーガールに選ばれたのは24回、ダウは平均で年10.0%上昇しました。 

これに対し、ブルネット(栗色)の女性がカバーガールだったのは20回あり、ダウの上昇率は年2.2%に留まりました。今年はブルネットですので、株式相場がほとんど上がらないとの予想です。

ただ、2008年のカバーガールはブロンドのマリサ・ミラーさんだったのですが、ダウは33.8%下落しました。リーマンショックの影響です。それにしても、いろいろなことを考える人がいるものですね。

21日(月曜日)はプレジデンツ・デーのため祝日ですので、お休みします。翌22日(火)に再開します。

[February 18, 2011] No 010355

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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