2分でわかるアメリカ

2011/02/08CMの合間にゲームをみる


アメリカで最大のスポーツイベントは「スーパーボール」。アメリカン・フットボールのNFCとAFCの2つのプロリーグのそれぞれの優勝チームが全米一を決める優勝決定戦です。  
1日当たりに生み出す総収入をスポーツイベントごとにランキングしたブランド調査があるのですが、去年までスーパーボールは夏のオリンピックやサッカーのワールドカップを大きく引き離して一位でしたが、今年もその記録を塗り替えたようです。

きのうテキサスで今年のスーパーボールがありました。全米小売協会のまとめによりますと、スーパーボール関連で使われたお金はなんと101億ドル(日本円で約8200億円)。去年の88億ドルから大幅に増加しました。大型テレビから、家具、チームのロゴ入りグッズのほか、ビールやフライドチキンが飛ぶように売れました。18歳以上のアメリカ人一人当たり59ドル33セント使った計算です。

スーパーボールのテレビ中継はネットワークが持ち回りで放送するのですが、今年の担当はフォックスでした。30秒のスポット広告一本あたり300万ドル(約2億4500万円)と凄い値段がついているのですが、去年10月には完売しました。1業種1社というのが広告の不文律ですが、スーパーボールに関しては、コカコーラにペプシ、クルマはGM、フォード、BMW、フォルクスワーゲンと何でもありです。今年はクルマと映画のCMが目立ちました。あまりにも広告が多いのでWSJ紙は「コマーシャルの間にゲームが放送された」と伝えています。

ゲームは、パッカーズが14季ぶりに勝ったのですが、どちらが勝とうと、お祭り好きのアメリカ人にはあまり関係がないようです。スーパーボールを見る限り、アメリカの景気は確実に回復していると感じましたまたスーパーボールを通してアメリカ人は連帯感を確認しました。

実は去年のスーパーボールの日はディズニーランドに行きました。ガラガラだと思って行ったのですが、大間違いで大混雑でした。同じことを考えている人が大勢いたのです。今年は、妻がベルリンに出張中、子どもは友だちとプールに行ったので、ゲームの間に日課のウォーキングをしていました。週末は混み合うモンタナ通り、さすがにガラガラでした。

[February 07, 2011] No 010346

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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