2分でわかるアメリカ

2011/01/26米紙が選んだ意外なベストカー2011


ロサンゼルスに住む知り合いの一人が、最近プリウスに乗り換えました。燃費の良さに加え「ビバリーヒルズのレストランに乗り付けても恥ずかしくないクルマ」と気に入っているようです。プリウスは、アメリカ市場で売られているクルマの中で最も安いプレステージなクルマです。

ロサンゼルス・タイムズが先日、2人の自動車担当記者の今年のベストカーを掲載したのですが、選ばれたクルマは意外でした。当然、入っていると思ったプリウスは選外でした。

男性記者が選んだクルマは3台。まずポルシェ・カイエンS。デザインや走りがSUVの中で秀でていると指摘しています。そして、未来系では日産リーフ。去年12月に最初の1台がカリフォルニアで納車されました。「プリウスの次」になる可能性を秘めています。

そしてもう一つは韓国のキア。記者はキアのセダンとSUVについてデザインも性能も評価していてどれを買っても間違いがないと絶賛しています。かつて、アメリカ人の評論家がトヨタ車やホンダ車に与えた評価が、韓国車に移っているのです。

もう一人の女性記者が選んだ3台は、GMの電気自動車ボルト、ジープ・グランド・チェロキー、そしてジャガーXJです。ボルトは未来カーなので理解できますが、後の2台は、燃費の悪さやテクノロジーの古さが指摘されていたクルマなので意外でした。それぞれ、最近大幅なモデルチェンジをしたのですが、記者は画期的に変わったとしています。
 
 

ニューヨークと違ってロサンゼルスはクルマ社会なので、ロサンゼルス・タイムズのクルマ関連の記事は人気があり、影響力もあります。一昔前なら日本車が高い評価を独占していたと思うのですが、時代は変わりました。

[January 25, 2011] No 010337

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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