2分でわかるアメリカ

2019/04/20ビバリーヒルズ90210に住む、いくら必要

アメリカ人の一部の間で「50/30/20ルール」という指針があるそうです。

手取り収入の50%は必要経費。住宅ローンや家賃、食料品、ガソリンや公共料金、保険など生活に欠かせない経費に収入の半分をつかうということです。30%は自由裁量でレジャーや趣味にまわす。残り20%は預金や投資ファンドなど将来のための資金にするとの指針。

ゴーバンキングドットコムは「50/30/20ルール」をつかい、アメリカ各州と首都ワシントンDCで最も高いZIPコード(郵便番号)で暮らすために、年収がいくら必要かを試算しました。

州によって大きな格差が鮮明になりました。少なくとも6桁、つまり100,000米ドル(約1120万円)超の年収が必要だと試算された州がほとんどでしたが、10の州では少ない年収で高級住宅地に住めることがわかりました。

最も高かったZIPコードは11962。ニューヨーク州のサガポナックでした。マンハッタンから少し離れたウォール街の成功者の多くが住む「ハンプトン」と呼ばれる地域。85万3738米ドル、日本円に換算して約9562万円の年収が必要だとの試算でした。

2番目に高かったのはカリフォルニア州の90210。テレビ番組「ビバリーヒルズ高校白書(原題 Beverly Hills 90210)」の舞台になったロサンゼルス西部にあるビバリーヒルズの豪邸街です。住人になるためには、少なくとも69万2388米ドル(約7755万円)の年収が必要だとしています。

日本人が多く訪れるハワイで最も高いとされた地域は96821。オアフ島のホノルル市内で、カハラに隣接する地区。必要年収は28万8004米ドル(約3226万円)でした。

一方、東海岸のウェストバージニア州で最も高いとされたブルックへーブンでは7万9786米ドル(約894万円)の年収があれば快適に暮らせるそうです。ニューヨークのサガポナックの10分の1以下。すごい差。アメリカは広いです。

[April 19, 2019] No 031844130

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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