2分でわかるアメリカ

2011/01/01HAPPY NEW YEAR! アメリカの正月


あけましておめでとうございます

初詣、おせち料理、門松。新年をアメリカで迎えると、日本の正月が恋しくなります。

僕は、ブリュッセルで3回、モスクワで3回、そして今回を含めアメリカで11回目の新年を迎えました。モスクワでは、ソビエト時代からの恒例となっている国家元首によるテレビ演説を見た後、妻の家族や友人同士でプレゼントを交換しました。

しかし、ベルギーとアメリカでは、正月の特別イベントはありません。もちろん年があけた瞬間に花火が打ち上げられますが、それ以外、初売りもお年玉も初詣など特別なイベントはありません。門松など、特別なデコレーションもありません。というよりも、正月は、大イベントのクリスマス前から続いたホリデーの最終日で、どちらかと言うと「お屠蘇気分が抜ける日」とも言えます。

会社も学校も直ぐに再開します。2011年は、たまたま2日が日曜日であるため3日の再開ですが、通常は1日が祝日なだけで、2日から全てが「通常」に戻ります。ということで、僕はアメリカの正月より日本の正月が好きです。

薄商いの続いていたマーケットには、月曜日3日から投資家が本格的に戻ってきます。新年はアメリカ経済が強いという見方が増えています。一方で、雇用問題や不動産市場の低迷、膨れ上がる財政赤字、アメリカと結びつきが強いヨーロッパの債務危機など、不透明な要素が依然として多くあります。

マーケットに関し、いろいろな予想・予測がありますが、2010年のユーロ圏の債務危機のように必ず誰も想定していなかったイベントが起こる可能性が高く、短期と中期的な視野をもって柔軟に対応していくしかないと考えます。いまアメリカや世界で起こっていることは歴史的に例を見ないことだからです。

今年も日本にいるだけではわからない、アメリカで見たこと、知ったこと、わかったことを引き続きお伝えしていく所存です。

新年もよろしくお願いいたします


 [December 31, 2010] No 010321

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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