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2018/11/09投資家の関心はFRBへ

トランプ政策の「国民投票」とも言える中間選挙の結果に対する市場の反応はほぼ出揃いました。米ドルは「中立」、株式相場は「ややポジティブ」に反応しました。「サプライズ」で大きく振れる可能性がありましたが、ウォール街の想定内の結果だったことで、影響は限定的でした。

投資家の関心は中間選挙からFRBの政策へ移りました。FRBは8日、金融政策を決める会合(FOMC)で政策金利を据え置くことを全会一致で決めました。声明で、10月にマーケットのボラティリティが高まったことには言及しませんでした。

エコノミストを対象にした、金融政策に関するCNBCの最新の調査では、90%が今回の会合で金利が据え置かれると予想していました。予想通りの結果でした。

次回12月に0.25%の利上げを予想したのが85%。エコノミストの見通しが正しければ、年末のアメリカの政策金利の誘導目標は2.25〜2.50%になります。CNBCに出演したシティグループのグローバル・チーフ・エコノミストの予想も一致していました。

8日のニューヨーク債券市場では、米10年債が売られ、利回りが上昇しました。一時3.239%まで利回りが上昇しました。

年末を控え、米10年債利回りが3.5%に向けて上昇するとの見方が少なくありません。追加利上げが予想され、経済見通しを公表する12月18-19日の次回会合は、マーケットの方向を決める鍵になる可能性があります。
 

 [November 08, 2018] No 031844020

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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