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2018/10/12FRB批判、責任逃れか

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アメリカの中央銀行であるFRBに対するトランプ大統領の批判が日を追うごとに過激になっています。


トランプ大統領はホワイトハウスで10日、株価急落はFRBに責任があるとした上で、利上げを続けるのは「異常だ」と批判しました。「FRBは狂っている。利上げする理由がない」などとトランプ節を展開しました。


11日の朝の番組「フォックス&フレンズ」のインタビューで、トランプ大統領は「FRBはこざかしく、ばかげている」「FRBのせいで高い金利を払っている」と批判しました。


FRBを「異常」「狂人」「馬鹿げている」「こざかしい」と呼び、政策金利引き上げについては、「やりすぎ」「大きな過ち」だと批判を重ねました。


歴代の大統領がFRBを批判したことはありましたが、金融政策の独立性を尊重して控えめでした。これほど批判するのは異例。というより「異常」。


10月に入り株価が不安定になったのは、FRBのパウエル議長らのタカ派的な発言などで長期金利が大幅に上昇した影響が大きい。ただ、それだけではなく、トランプ大統領が仕掛けた米中の貿易戦争への懸念も株安の原因の一つと指摘されています。


トランプ大統領がFRBへの批判を強める背景には、「株安の責任はFRBにあり、自分に責任はない」と印象付ける思惑がありそう。住宅ローン金利、自動車ローン金利は今週から大幅に上がりました。中間選挙を控え、トランプ大統領はFRB批判をさらに強めるかもしれません。

 
 [October 11, 2018] No 031844000

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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