2分でわかるアメリカ

2018/05/31ストラテジストの見方「株の脅威は米ドル高」

イタリアの政局混迷を受け、世界のマーケットが荒れました。30日の欧米マーケットは一服したものの、警戒感は依然強い。ロイターによると、ゴールドマン・サックスは、ユーロ安米ドル高が一段進むと予想しています。


ユーロの対米ドル相場は今週に入り10カ月ぶりの安値をつけました。ゴールドマン・サックスは、3カ月先が1.15米ドル、6カ月先は1.20米ドル、1年先が1.25米ドルになると予想。従来の見通しをユーロ安方向に修正しました。HSBCも米ドル高が当面続くとみています。


一方、ウォール街のベテラン・ストラテジストは、イタリアの政局混迷をめぐる株式マーケットの最大のリスクは米ドル高だと考えています。


B・ライリー・FBRのマーク・グラント氏は、CNBCに出演し、ユーロ安米ドル高により国際的なアメリカ企業の輸出競争力が無くなり、業績が打撃を受けるとコメントしました。


イタリア情勢について、2つのシナリオが考えられるとグラント氏は述べました。イタリアがユーロ圏から離脱するが1つ。イタリアがEUの財政規約を無視し、ユーロ圏から追い出されるが2つ目です。いずれのシナリオも、イタリアが最終的にユーロ圏から離脱するというものです。


「イタリアをめぐる金融マーケットの動揺は始まったばかり」。グラント氏はこう予想しました。イギリスが国民投票でEU離脱を決めたときと類似した状況になりそうだとしています。


 
 [May 30, 2018]  No 031843906

= = = = = = = = = = = =

【キャンペーンのご案内】

トラリピ手数料無料キャンペーン

FX新規口座開設キャンペーン

M2JFX口座をお持ちのお客様はこちら(マイページへログイン)

M2JFX口座をお持ちでないお客様はこちら

= = = = = = = = = = = = = = = = =

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.12.15 更新トランプ大統領、任期全うできるか12月9日からの1週間は、トランプ大統領にとって就任以来で最悪の週だった。ワシントンポストのコラムニストが伝えました。確かに、トランプ大統領に打撃となるニュース…
  • 2018.12.14 更新アメリカのガラパゴス日本に帰国する際は非接触型ICカードを使っています。JR東日本のSuicaや首都圏の地下鉄やバスで利用できるPASMO。コンビニや自販機でも使えて便利だと思いま…
  • 2018.12.13 更新FRBの利上げけん制、最後のプッシュアメリカのトランプ大統領が11日、ロイターのインタビューを受けました。ウォール街で話題に。金融情報に強い通信社による単独インタビューのため、慎重に準備したことが…
  • 2018.12.12 更新ホワイトハウスの重要ポスト先週末まで、「ホームランド」をアマゾンプライム・ビデオで毎日観ました。2011年から放送されているCIAエージェントのテロリストとの戦いを描いたテレビドラマで8…
  • 2018.12.11 更新中国がiPhone差し止め、微妙なタイミング中国の福建省福州の裁判所が、特許侵害をめぐるクアルコムとの訴訟に関し、アップルのiPhoneの輸入と販売を差し止める仮処分を下したことが明らかになりました。クア…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカがわかる)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ