2分でわかるアメリカ

2018/04/18スキャンダルまみれのサミット

安倍首相が17日、フロリダのパームビーチに到着しました。トランプ大統領の別荘でゴルフ、2日間にわたって会談します。日米首脳会談は去年1月にトランプ政権が発足してから6回目。他の主要国の首脳と比べ目立って多く、緊密ぶりがうかがえます。


出発前、安倍首相は「北朝鮮、経済の問題について日米の連携を確認し、強固な日米同盟の絆を発信したい」と述べました。北朝鮮をめぐっては、南北首脳会談と米朝首脳会談を控え、中短距離ミサイルや拉致の問題を含め日本側の立場をあらためて主張、同意を取りつけたい意向とみられます。


一方、トランプ大統領は17日朝、「安倍首相との会談を楽しみにしている。貿易と安全保障問題を話し合う」とツイートしました。トランプ大統領は、対日赤字の是正に焦点をあてていて、日本側が想定しないような強い要求を出すかもしれません。


アメリカのメディアでは、安倍首相に関し厳しい報道が目立ちます。「トランプ・安倍のスキャンダルまみれのサミット」「外交の難題を抱え、国内で辞任を求める集会が開かれる中、安倍首相がトランプ大統領と会談へ」など。相次ぐスキャンダルで安倍首相の支持率が急落していることなどを詳しく報じています。


トランプ大統領もアメリカの主要紙を読んでいますし、安倍首相を取り巻く状況を把握していることは確実です。


首脳会談にどう影響するか。自らも多くのスキャンダルを抱えるトランプ大統領は同情するのか。逆に、これまでにない強硬な姿勢に出るのか。18日に予定される共同記者会見やその前後のツイートが注目です。


 [April 17, 2018]  No 031843881

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.08.18 更新3尺度が示す「円は安すぎる」※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)マクドナルドで売られているビッグマックの価格を比較するBig…
  • 2018.08.17 更新トランプ氏、ドル高政策に転換?※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)米ドル相場をめぐるトランプ大統領の考えは変わったのか。16日…
  • 2018.08.16 更新米トルコ関係は修復不可能?※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)アメリカ史上で最も異色といえるトランプ大統領。強大な権力を持…
  • 2018.08.15 更新富で人は悪事を働く?※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)お金があると人は悪いことをする。ワシントンポストが興味深い記…
  • 2018.08.14 更新トランプ流夏休み※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)日本はお盆。欧米企業でも夏休み中、という人が多いようです。フ…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカがわかる)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ