2分でわかるアメリカ

2018/04/105月合意に照準、NAFTA再交渉

米州首脳会議が今週13日と14日にペルーで開かれます。アメリカのトランプ大統領、メキシコのペニャニエト大統領、カナダのトルドー首相が出席。この機会に、北米自由貿易協定の見直しで基本合意するのではないかとの期待が一部であります。


トランプ政権は5月までの基本合意を目指しているとされています。アメリカでは11月に中間選挙を控えているため、議会が選挙前に十分な時間を確保する必要があるからです。


去年8月に始まった見直し交渉は、一時トランプ政権の強硬な態度で難航しました。しかし、今年3月に最大の懸案だった自動車関連でアメリカが譲歩、大きく進展しました。


現段階で未解決の点は多く、6日にワシントンで開かれた閣僚会合でも争点が残ったものの、トランプ大統領は9日、NAFTA見直し交渉は合意に至る可能性があると述べました。


また、カナダのトルドー首相は先週、NAFTA再交渉が重要な進展をみせていると発言。メキシコのグアハルド経済相は9日、合意する環境はまだ整っていないとしながらも、80%の確率で5月初旬に原則合意に達する可能性があるとの認識を示しました。


マーケットはNAFTA交渉の行方に注目しています。米中間の貿易摩擦にマーケットが揺れていますが、3カ国がNAFTA見直しで合意すれば、株価を押し上げるだろうとの見方が少なくありません。通貨にも影響しそうです。


 [April 06, 2018]  No 031843875



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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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