2分でわかるアメリカ

2010/11/30今度はサイバー・マンデー


ブラック・フライデーにiMacを買いました。アップルはこの1日だけ値引きするため、ずっと待っていました。娘はDSゲームを60%引きで買いました。買い控えていたプリンターのインクは、サイバー・マンデーで買う予定です。

感謝祭を挟んだ4連休が終わり、ほとんどのアメリカ人が職場に戻りました。久しぶりにコンピュータに電源を入れた人を狙ったバーゲンセールを「サイバー・マンデー」と言います。

サイバー・マンデーの歴史は浅く、2005年の感謝祭連休明けの月曜日からはじまりました。ショップ・ドットorgが「1年で最大のオンラインショップの日」は「サイバー・マンデー」と名付けたのが最初で、年々その規模が大きくなっています。ロイターによりますと、ネットショップの90%がサイバー・マンデーに大幅に値下げを実施します。アメリカではじまったサイバー・マンデーは、カナダ、イギリス、ドイツ、ポルトガルにも広がりました。

サイバー・マンデーがターゲットにしているのは、企業のギフトです。日本では「お歳暮」の習慣がありますが、アメリカでも年末にホリデー・ギフトとしてお世話になったクライアントなどに贈物をする習慣があります。ほとんどの企業は12月末が決算期であるため、税金対策という要素もあります。

先週末のコラムで書いた「1年で最大のショッピングの日」であるブラック・フライデーを含めたきのうまでの週末は、主にオフラインつまり店舗で販売する小売会社のイベントです。もちろんオンラインもセールを実施しました。全米小売協会によりますと、4連休に買い物をしたアメリカ人は2億1200万人で去年と比べ8.7%増えました。平均で一人当たり365ドル34セント使いました。

 全米小売協会は、9650万人がサイバー・マンデーに買い物をすると予想しています。ただ、景気の低迷もあって、ネットショップでは、毎日がバーゲンセールです。つまり、サイバー・マンデー・エブリデーなのです。 

[November 29, 2010] No 010298

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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