2分でわかるアメリカ

2018/03/22あふれるトランプ報道、記者が錯乱?

テキサス州オースティンで発生した連続爆弾テロの容疑者が自殺。ニューヨークは大雪で交通マヒ。個人情報漏洩でフェイスブックが窮地に。ニュースが溢れていますが、主要メディアは「トランプ報道」一色です。就任直後ならともかく、就任してから1年以上経つ大統領をこれほど報道するのは異例です。


21日の主要メディアは、補佐官などの警告を無視してトランプ大統領が選挙で大勝したロシアのプーチン大統領に電話し、祝意を述べたことを大きく取り上げました。「独裁者」を祝福すべきではないとする批判が議会で相次いだとしています。


トランプ大統領と不倫関係にあったと主張するカレン・マクドゥーガルさんが、トランプ大統領の会社と結んだ口止め約束を無効だと主張、ロサンゼルス地裁に提訴したことも大きく報じられました。同様の主張をするストーミー・ダニエルズさんとも法廷闘争に発展しています。息子のトランプ・ジュニアの女性問題も伝えられました。


トランプ大統領が知的所有権に絡んで中国に高率の関税を課す準備をしていることも詳しく伝えられました。対抗して中国はアメリカ産の農産物の輸入制限を検討しているとのニュースもありました。


ロシア疑惑をめぐる報道、ホワイトハウス内の混乱をめぐる報道はほぼ連日のように続いています。


ウォーターゲート事件でニクソン大統領(当時)の不正を暴いたウッドワード氏は、ニューズウィークのインタビューの中で、トランプ大統領を報道する記者の一部が精神的に錯乱していると述べました。ケーブルTVのニュースチャンネルは、トランプ大統領を賞賛したり、痛烈に批判したり極端すぎると主張しました。事実は中間にあるとしています。
 
[March 21, 2018]  No 031843863



 
[March 21, 2018]  No 031843863

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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