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2018/03/08次の大統領経済顧問に噂される人

国家経済会議のゲーリー・コーン委員長が辞任したとホワイトハウスが6日夜、発表しました。国会経済会議は、経済政策を立案し、大統領に助言する機関。委員長は大統領の首席経済顧問に相当、いわゆるホワイトハウスの経済政策の司令塔。コーン氏が主導する形で、歴史的な税制改革、規制緩和などが立案されました。ウォール街だけではなく、幅広い産業、海外からの信任が厚く、混乱が続くホワイトハウスの「良心」とされてきました。

コーン氏辞任発表の直後、トランプ大統領は「新しい首席経済顧問を近く決める。多くの人が職を望んでいて、賢明に選びたい」とツイートしました。

複数の候補者の名前があがっています。対中強硬派で知られる国家通商会議のナバロ委員長、大統領経済諮問委員会のケビン・ハセット委員長、ハンバーガーチェーンの元経営者のアンドルー・パズダー労働長官、そして、経済評論家のラリー・クドロー氏の4人です。

クドロー氏が起用される可能性が最も高いとの見方があります。レーガン政権の経済チームに加わったクドロー氏は、経済チャンネルのCNBCのコメンテーターを長期に渡りつとめています。

クドロー氏は7日、CNBCに対し、「ノーコメント」だとして噂を肯定も、否定もしませんでした。ただ、クドロー氏は、鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税を課すトランプ大統領の計画に反対しています。中国をターゲットにすべきで、カナダは敵ではないとコメントしました。

コーン氏の後任は、アメリカの経済政策の方向に大きく影響します。トランプ大統領が誰を指名するか。世界が注目しています。アメリカ商務省が7日発表した1月の貿易収支では、赤字が9年ぶりの高水準を記録しました。

 [March 07, 2018]  No 031843853

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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