2分でわかるアメリカ

2018/02/282020年選挙、トランプ大統領の秘密兵器

トランプ大統領が、2020年の大統領選での再選を目指して動き出したことがわかりました。

保守系のマット・ドラッジ氏が運営するThe Drudge Report(ドラッジ・レポート)が27日、トランプ大統領が2020年の再選に向け選挙対策委員長を雇ったと伝えました。

委員長に指名されたのはブラッド・パスケール氏。2016年の大統領選でトランプ陣営のデジタル・メディア戦略を担当した人物です。

CBSの報道番組「60ミニッツ」が去年、パスケール氏を選挙勝利の立役者として取り上げました。テキサス州サンアントニオにあるパスケール氏の会社が、数年前にトランプ氏の不動産会社からウェブサイト作成の依頼を受けたのが関係の始まり。2016年にはトランプ陣営から9400万米ドル(約110億円)が支払われました。

パスケール氏は、強烈なイメージの動画や写真の活用、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャル・メディアを効果的に利用することで知られています。トランプ大統領がツイッターを多用するのはパスケール氏の影響かもしれません。CBSはパスケール氏について、トランプ大統領の「秘密兵器」と呼びました。

トランプ大統領が2期目を目指すのはサプライズではありません。サンダーズ大統領報道官が「当然、再選を目指す」と述べています。ただ、選挙の3年前に選挙対策委員長を指名するのは異例のこと。今年11月の中間選挙を絡めて、キャンペーンの準備を進めるのかもしれません。


[February 27, 2018]  No 031843847

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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