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2018/02/23NY株、ヘッジファンドに対する見方

半数近くのヘッジファンドの投資家が、株式相場は2017年末にピークを打ったと考えていることが、業界リサーチ会社プレキンの調査でわかりました。ヘッジファンドへの投資を再開する投資家が多いことも明らかになりました。


プレキンの調査によると、現在のニューヨーク株式マーケットが上昇基調にあると考えている投資家は29%。これに対し、半数近い45%の投資家が「ピークを打った」と考えています。「景気後退期に入った」と答えた投資家はわずか5%でした。


今月2日以降の株価急落の際、投資家の恐怖心を反映するVIXが急上昇。これを受け、株式相場は一時的に調整領域に入りました。株式はその後買い戻されましたが、依然として不安定な相場展開が続いています。


株価が右肩上がりで上昇する局面では、安心して株式に投資できる。しかし、ボラティリティが高くなると不安になる。だから、株価が急落しても、株価が乱高下しても利益を出したいと考える投資家が防衛のためヘッジファンドへの投資を増やした。プレキンの調査はこうした投資家の心理を反映しています。


22日のニューヨーク株式相場は、取引終了間際に売りが増えました。アメリカを代表する企業の株価指数であるダウは上昇しましたが、取引時間最後の10分間で上げ幅を急速に縮めました。ナスダックは下げに転じました。


株式相場が落ち着いたと考える投資家は少数派。ウォール街のベテラン・フロア担当のUBSのカシン氏は、米10年債が3%台に上昇すると、ニューヨーク株式相場が大きく荒れるだろうとCNBCにコメントしました。 そうなれば、ヘッジファンドへの投資が一段と増えるかもしれません。


 [February 22, 2018]  No 031843844

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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